二宮仁美(にのみやひとみ)さんは、全国に店舗を構えるドン・キホーテのデザイナーを務める人物。
同時に、(株)PPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)の取締役、執行役員、ダイバーシティ・マネジメント委員長といった数々の肩書きも兼務しています。
当記事では大活躍中の二宮仁美さんの年収やプロフィール、家族などについてご紹介します。
二宮仁美の年収は2,000万超え!?
2021年6月期(第41期)のPPIHの役員報酬情報によると、二宮仁美さんの年収は2,000万円ほどです。
PPIHの取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)の報酬総額が2億2000万円であり、対象となる役員数11人で割ると1人2,000万円となるためです。
ただし、上記は報酬総額を単純に11で割っただけの数字。
会社への貢献度に応じて役員ごとの報酬が変動する場合は、二宮さんの年収が2,000万円よりも多い可能性もあるでしょう。
なお、PPIHの社員の平均年収は、約679万円です。
日本の平均年収が461万円であるため、200万円ほど水準よりも高いことがわかります。
世界中に店舗を展開するドン・キホーテを運営しているPPIH。
社員への給与が高いのも納得ですね。
二宮仁美の経歴がエリートすぎて子供もいるって本当!?
二宮仁美さんは千葉県松戸市の出身。
2022年7月現在は39歳で、家族は夫と子供がいます。
二宮仁美さんのプロフィール
本名:安居仁美
誕生日:1983年3月31日生まれ
年齢:39歳(2022年7月現在)
出身地:千葉県松戸市
出身大学:千葉大学 工学部(理系)
結婚:既婚
家族:夫・子供(2017年出産・2022年現在4歳)
二宮仁美の学歴
二宮仁美さんは、高校時代にデザインに興味を持ち、千葉大学工学部に進学。
大学では空間デザインを学びました。
二宮さんが通った学科は明らかではありませんが、千葉大学工学部建築学の場合は偏差値が60〜65。
国立の難関大学で勉強されていたことからも、学生時代からエリートであったことがわかります。
二宮仁美がドン・キホーテに入社したきっかけは?
二宮仁美さんは、千葉大学卒業後に新卒でドンキ・ホーテに入社。
二宮さんがドン・キホーテへの入社を志したきっかけは、2004年の大学在学中にドン・キホーテ道頓堀店の「観覧車デザインプロジェクト」に携わったことでした。
二宮さんはプロジェクトを通じ、
・ドン・キホーテが商業施設の枠を超えたエンタテイメント空間を作っていること
・小型から複合型まで様々な業態で店舗を展開していること
を実感。
ドン・キホーテならデザインの幅を広げて活躍できるのでは?を感じ、ドン・キホーテへの入社を決めました。
二宮仁美の入社後の経歴
二宮仁美さんは入社後から数々のプロジェクトを成功させ、2022年現在は取締役や執行役員など、数々の肩書きを兼務しています。
・2005年3月 大学卒業後、株式会社ドンキ・ホーテ(現:株式会社PPIH)の設計部・店舗デザイン担当として入社
・2014年4月 スペースクリエーション室ゼネラルマネージャーに抜擢される
・2018年7月 ストアソリューションマネジメント室ゼネラルマネージャーに
・2019年11月 スペースデザイン部部長に就任
・2020年11月 最年少で執行役員に就任。デザイン統括責任者、ダイバーシティ・マネジメント委員長も兼務
・2021年9月 取締役に就任
・2021年11月 取締役兼執行役員、ダイバーシティ・マネジメント委員長、源流推進本部長、デザイン統括責任者を兼務
二宮仁美さんは、2005年3月に大学卒業後、株式会社ドンキ・ホーテ(現:株式会社PPIH)の設計部・店舗デザイン担当として入社しました。
当時、ドン・キホーテはデザインを外注していたため、店舗デザインを担当するデザイナーは入社したばかりの二宮さん1人だけという状態でした。
二宮さんは入社後から、店舗の外観・プライベートブランドの商品パッケージ・ホームページなど、ドン・キホーテに関わるほぼ全てのデザインに携わるようになりました。
入社後の活躍
二宮仁美さんがドン・キホーテに入社してからの活躍は次のとおりです。
2006年 | ドン・キホーテ初の海外進出であるハワイ・オアフ島に出店した時のデザインを担当 |
2009年 | 店舗と本社が同居する東京中目黒のドン・キホーテの全体設計デザインを担当 |
2010年 | 店舗デザインを手掛けるチーム:デザイン戦略部、スペースデザイン部が立ち上がる |
2014年 | 国内外のドンキホーテの店舗づくりに携わる部署、スペースクリエーション室の立ち上げ。 ゼネラルマネージャーに就任 |
2020年 | 最年少で執行役員に。 同時期に統括責任者、ダイバーシティ・マネジメント委員長に就任。 |
2022年5月 | お台場にオープンした新業態「キラキラドンキ」を担当 |
入社してすぐから大活躍を続ける二宮さん。
2023年秋に渋谷にオープン予定の大型複合施設のビッグプロジェクトのデザインも任されています。
二宮仁美の仕事へのこだわりと今後
二宮仁美さんが学生時代に掲げていた目標は、世界で活躍する店舗デザイナーになることでした。
ドン・キホーテでの仕事を通して見事に夢を実現されていますね。
そんな二宮仁美さんが仕事において大切にしていることは、次のようなことでした。
・目の前の課題を楽しんで創造的に解決し乗り越えること
・前例にとらわれず、違う角度で物事を見て新しいアイデアを創出すること
・ありがとうをきちんと伝えることが仕事では一番重要
かなり説得力がある言葉ですね。
2022年現在、二宮仁美さんは約30人ほどのドン・キホーテの女性店長を100人に増やすため奔走中です。
二宮さん自身が女性社員が目標とする存在であることを目指し、後輩の育成に全力を注いでいます。
二宮仁美の夫と子供
二宮仁美さんはご結婚されており、2017年に出産した男の子との3人家族です。
二宮仁美さんの夫については情報は2022年7月現在はありません。
しかし、二宮さんの本名が「安居仁美さん」であることから、旦那さんの苗字も「安居」である可能性があります。
二宮仁美の子育てと仕事の両立
二宮仁美さんは、出産時には産休と育休を取得し、約1年半の休みの後に時短勤務で職場復帰しました。
子育てと仕事を両立するようになってからは海外出張には行けなくなり、デザインに携わることが減ったことの物足りなさを感じていた二宮さん。
そんな中、上司より「執行役員になってダイバーシティ推進を手掛けてほしい」と打診されたと言います。
二宮さんは執行役員やダイバーシティマネジメント委員長に就任し、さまざまな肩書きを持つバリキャリママとなりました。
仕事面では、夕方5時になったら退社するスタイルを徹底。
仕事は家に持ち込まず、自宅では母親業に専念しています。
まとめ
二宮仁美さんの年収や経歴、家族についてご紹介しました。
学生時代からやりたいことを徹底して行い、キャリアを積んでいる二宮さん。
子育てと仕事を見事に両立させつつ、後輩の育成にも励む姿には目を奪われます。
今後も二宮仁美さんの新しい情報が届き次第、ご紹介していきます。