ナターシャグジーさんは、ウクライナ出身のバンドゥーラ演奏家であり歌手です。
2000年から日本を拠点として活動し、2022年現在も日本に在中しています。
ナターシャグジーさんは、バンドゥーラ演奏を通してウクライナの魅力を伝えるため、精力的にコンサート活動などを行っています。
当記事では、ナターシャグジーさんの経歴とともに、2022年現在の活動についてご紹介します。
ナターシャグジーの経歴・プロフィールまとめ!
ナターシャ・グジー
生年月日:1980年2月4日生まれ
年齢:42歳(2022年8月現在)
出身:ウクライナ ドニエプロペトロフスク州
職業:歌手・バンドゥーラ演奏家(バンドゥーリスト)
ナターシャグジーさんは2022年8月現在は42歳。
日本で精力的に音楽活動をしています。
6歳の頃チェルノブイリ原発の事故で被曝
ナターシャグジーさんは、6歳の頃に原発から3.5kmの距離で被曝しました。
1986年4月26日未明、ナターシャさんの父親・ミハイロさんが勤務していたチェルノブイリ原発での爆発事故が発生したためです。
父・ミハイロさんは、原発敷地内で作業員の服をクリーニングする仕事をしていました。
ミハイロさんは被曝し、10年ほど前にガンで亡くなっています。
ナターシャさんは避難生活で各地を転々としたあと、ウクライナのキエフ市の仮設住宅に移住しました。
音楽に目覚めたのは8歳の頃!
ナターシャグジーさんは、8歳の頃にウクライナの民族音楽バンドゥーラに音色に魅せられ、音楽学校へ。
翌年、子供民族音楽団に入団しています。
それまですごくつらい気持ちだったのに、うまくは弾けないけれど楽器を触ってちょっと弾いただけで心が楽になり、何か温かいものがすーっと心に流れてきた気がして。さっきまでの気持ちはどこにいったんだろう。そう思うくらい楽になったのを実感したときに、涙が止まらなくなりました。
2022.5.25 婦人公論.jp
ナターシャグジーさんが来日したのは、16歳〜18歳であった1996年と1998年。
救援団体の招待があり、民族音楽団「チェルボナ・カリーナ」のメンバーとして日本全国で救援コンサートを行いました。
ナターシャさんが20歳ぐらいだった2000年には本格的に日本を拠点に。
日本語学校で学びながらバンドゥーラ奏者としての活動をスタートしています。
日本では国家レベルで活躍!
ナターシャさんが日本を拠点にしてから約5年後の2005年7月。
ウクライナ大統領が訪日した際、ナターシャさんは小泉純一郎首相主催の夕食会に招待され、首相官邸で演奏を披露しました。
2016年7月には、音楽を通じた日本とウクライナの相互理解の促進に対する功績が評価され、外務大臣表彰を受けています。
なお、ナターシャさんの夫や子供、ご家族については次の記事で詳しくご紹介しています。
ナターシャグジーの現在の活動や歌声がすごい!
2022年現在も、ナターシャグジーさんは日本で活動中です。
福島での原発事故後は、チェルノブイリでの体験を通し原発の危険性を訴える活動をしていました。
ナターシャさんは、コンサートやライブ活動のほか、音楽教室、学校での国際理解教室、テレビ・ラジオ出演など、多方面で活躍。
活動は教科書にも取り上げられたことがあります。
ウクライナ支援チャリティコンサートを実施
現在は2022年に発生したロシアのウクライナ侵攻をうけ、さまざまなウクライナ支援プロジェクトを展開しています。
2022年7月15日には、全国47都道府県を回るウクライナ支援チャリティコンサートをスタート。
CFU47 「希望の地」では、これまでのウクライナ支援のお礼と今後長期的に必要になる支援のお願いのため、ツアーをしています。
ウクライナに愛着を持ってもらうための活動
ウクライナを長期的に支援をしてもらうためには、支援者にウクライナへの愛着を持ってもらうことが必要だと考えているナターシャさん。
ウクライナについて幅広く知ってもらうため、ナターシャさんはウクライナの料理や言葉、刺繍、音楽などを紹介する活動もしています。
2022年8月10日には、食べて応援!ウクライナ「なっちゃんボルシチ」のクラウドファンディングをスタート。
2022年8月10日から10月14日まで実施しています。
また、Twitterでは「#勝手にウクライナ後会話」と題し、ウクライナ語会話や豆知識を毎日発信中です。
日本人がウクライナを身近に感じられるようなTweetですね!
ナターシャグジーの歌声が素晴らしい!
ナターシャグジーさんの歌声は透き通っていて心に染み渡るように響きます。
下記は「防人の詩」をナターシャさんが演奏したもの。
ぜひ動画もチェックしてみてください!
バンドゥーラの音色とも共鳴してとても綺麗です。
まとめ
ナターシャグジーさんの経歴やプロフィール、現在の活動についてご紹介しました。
ウクライナの音楽や文化を伝えるために、今後も日本で活躍してほしいですね!
これからのナターシャグジーさんの活躍も応援していきましょう!